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魚の検査 [釣り魚料理]

 今日ネットのustreamニュース統合会見で魚の検査について水産庁の会見がされていた。
http://www.ustream.tv/discovery/live/news

 魚の検査は骨ごと食べる小型の魚については丸のまま。
それ以外の魚は頭や骨、内臓を取り除き食用とする筋肉部位のみの検査を行うと言っていた。

 これに対しある記者が何故その他の部位を検査しないのですか?と質問していた。
どうやら今回海に放出された放射性物質のメインはヨウ素とセシウムでどうやらセシウムが筋肉にたまりやすいということでこのような検査になっているらしい。

 イカの塩辛や酒盗(内臓使用)やさばの水煮(骨も煮てある缶詰)や頭や骨ごと煮つける魚などはどうするんだろう?

 しかし原子炉の燃料に直接触れたかもと思われる汚染水が海に流れている可能性が高い今回の事故。
ヨウ素とセシウム以外の核種も流失した可能性もある。プルトニウムやストロンチウムなどもそのひとつ。

 特にストロンチウムはカルシウムと性質が近いらしく、体内に吸収されると骨に蓄積する傾向があるという。

 東京電力が行っている原発付近の海水調査結果で発表されているのはヨウ素とセシウムのみらしい。
他は調査する予定があるのかはっきりしない。

 すると水産庁ではその海水汚染調査結果を受けヨウ素とセシウムしか検出されていないのだから魚の検査でもそれだけしか調査しない。という理屈らしい。
もし海水汚染検査で新たな核種が見つかったならそれも当然検査すると・・・。

 そこを突っ込んだ記者もいた。
今までは検査結果がところどころ抜けていたらしい。これは東電が小型船を使い海水調査をしていたためだという。(つまり海が荒れると沖合いや遠方の調査ができないでいたというお粗末さだったらしい。)

今後は沖合いは文部科学省が検査している。原発近海は東京電力が小型船で検査。と言っているが
原発付近の近海も文部科学省なり国の機関が検査をし東京電力には原発処理に集中してもらったほうが良いのでは?
またそういう検査の区分けを誰が決めているのか?
と質問をぶつけていた。

 結局しばらく沈黙が続いた後、そういう意見もあったことを検討させてもらう・・。
とよく聞く台詞で質問が終わったようである。

 検査をきっちり行って結果を公開してほしいとつくづく感じた。
特に日本近海の沿岸流は複雑なので十分調査してほしい。

 そうでなくては安心して近海物の魚介類が食べれない。 

 それではまた
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