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埼玉県伝統工芸会館へ和竿を見に [和竿]

 埼玉伝統工芸会館へ行ってきました。
目的は埼玉川口の和竿師が実演販売を4月12日から4月17日までするという情報をネットで見つけたから。

 和竿ファンの一人として色々な話を聞いてみたかったので、お客の少なそうな初日狙いで行ってきました。
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 川口和竿職人はどんな人がいるのか知っている人は少ないと思います。正直私もよく知らなかった。ネットでも情報が非常に少ない。
 当日は竿昭さんと話をすることができた。
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どんな釣りをするのですか?と聞かれたので主に船釣りと答えると、今回展示する船竿(竿考さん作)を色々見せてくれた。預かってきた竿との事なのでどうやら川口和竿師というのは複数みたいだ。とても綺麗な変わり塗り(虫食い系)の竿が素晴らしかった。まずは使ってもらって良さを分かってもらおうとコストダウンできるパーツ(ガイドやリールシート)は極限までコストダウンして価格を抑えていた。竿師の苦悩が伺われる。でも確かに初めて和竿を使ってみたいと思ってる人には価格的にもお勧めできる。ガイドやリールシートが気に入らなければ後からでも交換できるし。

 他にはヘラ竿、タナゴ竿、鮒竿、テンカラ竿(和式毛ばり竿)等が展示されている。
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 川口和竿についてのパンフレットが置いてあったので、名簿をみると9人ほどの竿銘を持った竿師がいたようだ。その中に私がネットオークションで入手した正雲竹という竿銘があったので正雲竹さんて川口の竿師だったんですね?と尋ねるとその方は数年前に他界されており跡継ぎもおらず途絶えてしまった模様。よくよく話を聞くと名簿の中で現存する竿師は4名との事。

 ただ今回お会いした竿昭さんはほかの竿師さんが作ったものでもメンテナンスをしてくれるとの事なのでとりあえず安心したのだが、正雲竹さんに直接お会いして話を聞いてみたかった。

 竿昭さんは主に川釣りの竿を手掛けており、注文によっては船竿も作りますよとの事でした。

 今週末4月17日まで埼玉伝統工芸会館でやっていますよ。

埼玉伝統工芸会館は、埼玉県比企郡小川町大字小川1220にあります。道の駅も同じ場所にありますのですぐにわかると思います。

 それでは


 

 


タグ:川口和竿
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注文竿完成 [和竿]

 2012年10月13日土曜日
汐よしさんにオーダーした注文竿が完成しました。(昨晩連絡がありました。)

今日、これから取りに行って明日入舟さんの大会で初おろししようと思います。

 どんなアタリが出るのか明日が楽しみです。
またオンリーワン(同じものが2つとない)というのも和竿の魅力ですよね。

 帰ってきて時間があれば写真載せるかもしれません。
 

 それではまた
タグ:和竿 汐よし
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日光大室の蕎麦と佐野アウトレット [和竿]

 2012年8月18日土曜日 天気は不安定曇り時々雨(雷)
日光大室へ蕎麦を食べに。愛犬てつぼも一緒だが写真は無し。
草允わらび野のとろろ蕎麦。
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 ここもとても美味しい。

 8月19日日曜日
愛犬てつぼ佐野のアウトレットへ。
暑くてパラソルの下で休憩
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日陰で休憩
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超美味しいカキ氷(これは絶品です)
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ソースが冷凍生フルーツ入りで氷もとても細かくふわふわです。

 これ今回の買い物(前から欲しかったストーブ)
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 和竿の修復の進捗。
手元1回目の漆塗り後と漆ハゲ補修に2回漆を塗ったもの。
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トップガイドに1回目の漆を塗った後。
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 それではまた
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ガイド注文 [和竿]

 先日入手したジャンク扱いのカワハギ和竿。
ジャンクという事もあり値段も格安。(ジャンクとは修理や手直しが必要なもの)
手元のガイドが素人の手によって交換されて違うものが付いていた。
 そのガイド使えないわけではなかったのだが、取り付けが気に入らなかったのとブルーのクリスタルガイドで統一されていた竿なので元のガイドに戻そうということで取り外す事にした。

 さらに調べたところトップガイドも破損していたので交換する事に。
オリジナルと同じガイドを一応注文したのだがオリジナルで使用していたトップガイドは下向き(スピニングや片軸)に適していると説明が書かれていた。

 一応鯨穂先の和竿なので、作った段階で竿には使用に適した向きがある。(上向きか下向き)
穂先から穂持ちのカーブを見るとどうも上向きで使う竿のカーブである。
下向きにするとカーブがイマイチなのだ。
 これはトップガイド以外が両足ガイドという事も影響していそうである。

 そこでオリジナルと同じガイドの他にノーマルに近い(上下どちらにも使える)トップガイドも注文する事に。
仮止めしてオリジナルが合わなければノーマルをつけて上向きで使うのがベターかもしれない。

 この竿に付いている鯨穂先は私が今まで所有しているカワハギ和竿の中でも一番細く削り込んでいる。
その割りに張りはあるのでもしかするとイワシではなくセミかもしれない。

 それか一度全部取り去って下向きに付け替えるか・・・。
面倒だし両足ガイドが下向きと合うか解からないのだからとりあえずそれは止めよう。

 ガイドが入荷して修理に取り掛かったら、また記事にします。

 でも色々な和竿師が作るカワハギ竿の穂先は結構違っていて面白い。
塗りも色々な工夫が見られるのでこちらも面白いです。

  それではまた

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所有している和竿 [和竿]

 私が最初に和竿に興味を持ったのは、子供の頃釣りキチ三平のおじいさんが和竿師でそのじいちゃんが作った印籠継ぎの竿で三平が釣りをするのを漫画で読んだのがきっかけ、その当時はまだグラスロッドが出たばかりで駄菓子やにも安い竹竿がまだ売られていた。
 最初私が使った竿もその安い竹竿だった気がする。
そのうちにグラスの竿が安くなってきて私もその振り出しグラスロッドで近くの用水路で小鮒やなまずなどずいぶんと釣って遊んだものだ。

 そしてカーボンロッドが出始めヘラブナ釣りを釣り掘りでやるようになり竹で出来た竿で魚を釣ってみたくなり地元の釣具屋で買ったのが最初の和竿である。
 この時にこの竿で沢山の魚を釣ってみてカーボンでは乱暴な感じの魚の引きが竿を矯めているだけで自然に寄ってくる独特の釣り味に魅了されたのである。
 
 その時に購入した竿は今も大事に所持している。
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 緑の竿袋のがそれである。

 竿を袋から出してみた。
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 今も購入した時と全く同じ輝きを保っている。

 そして今、嵌っているカワハギの和竿。
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 下からから購入した順番に並べてある。

 実は、この中に私が作った竿も一本だが混じっている。
まあ遠目で見ると粗が見えないので、きっと知らなければどれだか判らないね。

 そして初めて作ったアナゴ用手バネとフグのワンピース竿。
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 私にとって和竿は美しい仕上げはもちろんだが道具としても素晴らしい魅力があるのである。

 それではまた


 
タグ:和竿
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