ソーダ鰹(マルソウダ)を料理する。 [釣り魚料理]
今回もイサキ料理と思っていた皆さん、残念でした。
今回は釣り人に嫌われているソーダ鰹(マルソウダ)。
まずいと言われていることが多いこの魚を、美味しく食べる方法はないのか探ってみました。
画像は続きを読むと出てきます。
まず外道で美味しくないとされる魚のほとんどが粗末に扱われていることが多い事に着目。
実は海釣り歴の浅い私は、今回初めてソーダ鰹を釣ったのです。
基本的にどんな魚も一度は料理して食べてみないと気がすまない私ですので、よく鯖で使う手ですが釣って生きているままエラを外す荒業で血抜き兼締めてみました。
自分で食べずに人から聞いただけで不味いと言うのは自分的には許せません。^^;
そして氷の入ったクーラーボックスへ投入。すると近くに座っていた釣り人からそんなにソーダ鰹持って帰ってどうするの?て聞かれる始末。やはり”まいうー”ではなく”ずいまー”なのか・・・でも美味くないんですかと聞くとはっきりとしない返事。やはり自分で試さずに不味いといっている人が多いようです。
松輪港では海水氷なる物があるため、港に上がったらこの海水氷でクーラーボックスを満タンにして持ち帰ります。(これで当日疲れて魚の処理が出来なくとも大丈夫。)
釣り魚料理本でソーダ鰹の項目を探してみます。
すると丸ソーダの場合はなまり節にすると美味しくいただけると書いてあるではないですか^^
早速なまり節を作るべく三枚におろしサク取りします。
サク取りした段階でソーダ鰹の釣った本数を間違えていた事に気づきました。
なんと12本もいるではないですか。
約半分を漬けに急遽変更です、皮を削いでブツ状に切り醤油とみりんのたれに漬けて行きます。
漬けがボール一杯になったところでサク取り開始です。
刺身でも食べれそうな鮮度のよさですが一応竜田揚げにしてみようかと思っています。
サク取りが終了した段階で少しだけレンジにかけてなまり節を作ってみます。
(本格的に作りたい人は蒸してください。)
これが予想外に美味しいです。(売っているなまり節とは比較にならないくらい美味しいです。)
サク取りしたソーダ鰹
電子レンジで暖めでチンした後です。^^ちょっとパンクしてしまいましたが手間が掛からないのが電子レンジのよいところです。
捌いた時に出た大量の粗は味噌汁の出汁に活用です。良い出汁取れました。^^
出汁がらは全部ではないですがてつぼのお腹の中に^^
追伸
妹に下処理済みのソーダ鰹を渡したところ、もう竜田揚げにしたとの事。
美味しかったと言っていました。これは捨てる魚ではないとも言っていました。
結論は、足の速い魚(痛みやすい魚)は、即締めて血抜きをし氷の入ったクーラーにしまう事。
鮮度さえ良ければ不味い魚はいないというところでしょうか。
釣りを趣味にする皆さんで一度も食べたことのない方はぜひ試されてみてください。
美味しそうですね。
おじさんは、魚を釣って食べないのは、釣る資格がないと思っています。
殺すなら、食べろと。
サビキで、鯖の小さいのが釣れるときでもしっかり食べています。
鰯などは、その場で開いて、昼食のおかずに。美味しいです。
by laf (2007-08-14 09:08)
lafさん
私も釣ってリリースするのはかまわないと思います。^^
キープしたのならせめて持って帰って食べるべきと思います。
by matsui (2007-08-14 12:04)