2011年11月12日(土)千住入舟さんにて根岸名人とカワハギ釣り [カワハギ釣り]
2011年11月12日(土曜日)曇り 大潮
電車釣行にて千住入舟さんにてDAIWA 極鋭でカワハギ釣りです。
船長に色々アドバイスをもらっているので結果が出るか?
今日も新たに細かな点ですが2点ほどアドバイスを受け試してみました。
ちなみに船長、見た目は怖そうに見えますが聞けば誰にでも色々と教えてくれますよ。
船上でさりげなくアドバイスする時もあるので聞き逃さないように!
ポイントに着くと潮がめちゃくちゃ速い。水面がざわつき渓流のように流れている。(笑い)
流石に船長が釣りが出来るか確かめるために私に1回仕掛け下ろしてみろと言うほど。
船長の神業のような操船技術もあり糸も立ったので釣り開始。
状況は潮が動いているときは良かったのですが、緩くなると渋~い展開に。
途中1時間ほど釣れない時間を作ってしまい、船長にどうしてあの時壊れてたの?と・・・(笑い)
カワハギ釣りはテクニックも必要だがメンタル面でも釣果に影響が出るので厄介である。
自分でも原因は解らず。魔の1時間右隣の根岸名人はぽつぽつ釣れているのに私はさっぱりでした。
根岸名人は私より感度の悪い竿で釣っていたので、最新タックルで釣っていたら間違いなく私が負けていたに違いないだろう。根岸名人は素晴らしい釣りの腕の持ち主なのである。
ここで根岸名人について少し話してみる。
根岸名人は入舟のデビ船長が名人と呼ぶほどの凄腕の釣り人である。その当時入舟常連で私の師匠でもある沖田さんの夜アナゴ釣りのライバル(友人)でもありその縁で入舟さんにも時々遊びにきていたのである。
このように根岸名人は私がリスペクトしている数少ない本当の名人の一人で、リールを使わない手バネアナゴのスペシャリストでもある。
昔(8~9年ぐらい前か?)、夜アナゴでリールを使わない手バネの名人が集まると言われたまる八という船宿で仕立て船でリールを使わない手バネアナゴ大会(竿や仕掛けに工夫出来ない為、入舟の夜アナゴ常連でこの大会経験者の間では釣れない大会と呼んでいた)が年に1回行われていた。この大会に参加するには入舟で毎年行われていた夜アナゴ名人戦で上位に入らなければ参加できない。この年の名人戦で優勝したH名人に次いで2位だった私は参加条件をクリア。入舟からO師匠とH名人と私と他数名の選抜メンバーで参加した。その時にほとんどの人が4から6匹だったが私の隣で華麗な竿さばきでダブルスコアの12匹の成績で優勝したのが根岸名人なのだ。この大会には入舟とまる八で竿頭が狙えるレベルの人たちと釣り情報の取材メンバー数名(斎藤編集長となりっちともう一人は誰だったか?)が集まり行われた言わば手ばねの名人戦。この手ばねアナゴ大会は全員が同じ手ばね竿(昔の貸し竿だったもので竹刀をバラシて簡単なガイドと糸巻きを付けた棒のような竿)と昔ながらの釣鐘錘と支給された1本針仕掛けを使用して腕のみで競うという本当の意味での腕のみでの勝負が行われたのだ。この大会で私は入舟の夜アナゴで誘導仕掛けを使いダントツの釣果を上げるH名人がどんな釣りを展開するのか興味津々だったのだが釣鐘錘では名人ではなく普通の人になってしまったのだ。この結果は本当に私にとっては衝撃的な事実で私は入舟のトップだったH名人は根岸名人と同等もしくはそれ以上の釣果を上げるのではと期待していたのだ。
この大会で釣りの腕というのはこういう工夫の余地の無い同等の条件ではっきりするものだと知ったのだ。これをきっかけに私は入舟でさらに腕を鍛えるため夜アナゴで誘導仕掛けは使わなくなったのだ。そしてこの日を境にH名人は夜アナゴから急激に離れていったのは入舟のまる八手ばね大会に参加した常連メンバーしか知らない。私はその間ナイロンの手ばねと釣鐘錘で2シーズン根岸名人の腕に近づこうと努力を重ねたことは言うまでもない。
因みに私がナイロン糸を使う手バネでの夜アナゴを始めたのも釣り情報という雑誌でまる八に集う手ばねアナゴの3名人という記事を読んだのがきっかけ。根岸名人は自分で竿作りもするリールを使わない手ばねアナゴ釣りのエキスパートなのだ。
既に夜アナゴでも極細PEライン(0.6号から0.8号)のパイオニアだった入舟さんで船長に許可を貰ってラージ8号を巻き込んだ自作手バネ竿を持ち込み時々やらせていただいたのが今となっては懐かしい思い出である。(ちなみに当時の雑誌記事とかで紹介されるアナゴの推奨PEは1.5から3号でカワハギでは2号から3号とかの時代)
初めてナイロン糸で夜アナゴやったときの当たりの出方の差にかなり驚いたものだ。高感度の極細PEが伝える情報量に比べナイロン糸から伝わる情報の少なさ!当然、集中力を高めてどうしたら当たりが出やすいのか?等釣り方を含め色々工夫したものである。リールなら投げる事が出来るが手バネでは出来ないなどの制約も多い。でもこの経験により、難しいからこそ面白いのだという事も再認識したのだ。
実はこの経験からリールでも夜アナゴで投げて釣るのは止めた。広く探る意味で投げて釣ったほうが間違いなく釣れるのだが色々な工夫やテクニックのみで船下に寄せて釣れないか?と考えるようになった。もっともナイロン手ばねではリールを使わない為投げることが出来ないことも理由の一つだった。また船釣りで投げて釣るのはどうも本来他の人の釣る魚まで釣ってしまうようで個人的にはあまり好きではない釣り方になったのだ。
おっとカワハギ釣りの話から逸れてしまった!
とりあえず結果から。(続きを読むをクリックしてね!)
入舟HPより抜粋
カワハギ
5~45枚
14~25センチ
朝は型を見られましたが 後半はアタリも少なくダメでした
竿頭 松井さま 45枚
ホーガンさま 36枚
根岸名人 30枚
船中194枚(平均22)
船長にはあの魔の1時間にぽつぽつ釣っていれば50超えたのにと言われてしまいました。
まあ私的にはカワハギ釣りの自己記録更新なので上出来なんですが。
今回ダブルは1回のみ(若船長撮影)
釣り終了後あまりにクーラーが重いのでカワハギをお裾分けしてきました。
喜んでくれたようで良かったです。
まあ何時もの事だがカワハギ釣りは穂先に集中するので凄く疲れた。
この釣りは当たりに集中するのでO師匠に貰ったカウンターが役に立ちました。ありがとうございます。
正確な釣果は
カワハギ45枚+ウマズラハギ1枚+かさご3匹でした。
釣り方
中錘は付けず縦の釣り(分類的には聞き釣りで良いのかな?)で一日通しました。(宙からゼロテンション。)
竿の使用率は6:4でレッドチューン:レンジマスター
レンジマスターは勝手にがっちり掛かる(向こう合わせ的な)竿ではないので、絶妙かつベストなタイミングで合わせなければならない。
またレンジマスターは硬い穂先で魚の重みの無い小型(ワッペンサイズ)を掛け易いような気もしました。
今後さらなるレベルアップには、レンジマスターをいかに使いこなすかが肝かも。
タックル
竿 極鋭 RT(レッドチューン) & レンジマスター
リール スマック(旧) アルファス(旧)
ライン PE0.4号
PE0.4号は錘底に着けての釣りで起こるキツイ根がかりでは高切れしてしまうのが欠点。
それとお祭り後に魚で1回高切れ。
既に何回か使っているので糸の劣化にはより神経を使わなければならない。
一回使用後に糸を引き出してみると結構毛羽立っている。
やはり0.8から1号ぐらがベストなのかも。(コストや感度を含め)
0.4号使うならトーナメントでのバス釣りのように毎回巻きかえるぐらいが良いのかもしれない。
今度はもう少し強度のある別の糸を試してみようかな。
それではまた
電車釣行にて千住入舟さんにてDAIWA 極鋭でカワハギ釣りです。
船長に色々アドバイスをもらっているので結果が出るか?
今日も新たに細かな点ですが2点ほどアドバイスを受け試してみました。
ちなみに船長、見た目は怖そうに見えますが聞けば誰にでも色々と教えてくれますよ。
船上でさりげなくアドバイスする時もあるので聞き逃さないように!
ポイントに着くと潮がめちゃくちゃ速い。水面がざわつき渓流のように流れている。(笑い)
流石に船長が釣りが出来るか確かめるために私に1回仕掛け下ろしてみろと言うほど。
船長の神業のような操船技術もあり糸も立ったので釣り開始。
状況は潮が動いているときは良かったのですが、緩くなると渋~い展開に。
途中1時間ほど釣れない時間を作ってしまい、船長にどうしてあの時壊れてたの?と・・・(笑い)
カワハギ釣りはテクニックも必要だがメンタル面でも釣果に影響が出るので厄介である。
自分でも原因は解らず。魔の1時間右隣の根岸名人はぽつぽつ釣れているのに私はさっぱりでした。
根岸名人は私より感度の悪い竿で釣っていたので、最新タックルで釣っていたら間違いなく私が負けていたに違いないだろう。根岸名人は素晴らしい釣りの腕の持ち主なのである。
ここで根岸名人について少し話してみる。
根岸名人は入舟のデビ船長が名人と呼ぶほどの凄腕の釣り人である。その当時入舟常連で私の師匠でもある沖田さんの夜アナゴ釣りのライバル(友人)でもありその縁で入舟さんにも時々遊びにきていたのである。
このように根岸名人は私がリスペクトしている数少ない本当の名人の一人で、リールを使わない手バネアナゴのスペシャリストでもある。
昔(8~9年ぐらい前か?)、夜アナゴでリールを使わない手バネの名人が集まると言われたまる八という船宿で仕立て船でリールを使わない手バネアナゴ大会(竿や仕掛けに工夫出来ない為、入舟の夜アナゴ常連でこの大会経験者の間では釣れない大会と呼んでいた)が年に1回行われていた。この大会に参加するには入舟で毎年行われていた夜アナゴ名人戦で上位に入らなければ参加できない。この年の名人戦で優勝したH名人に次いで2位だった私は参加条件をクリア。入舟からO師匠とH名人と私と他数名の選抜メンバーで参加した。その時にほとんどの人が4から6匹だったが私の隣で華麗な竿さばきでダブルスコアの12匹の成績で優勝したのが根岸名人なのだ。この大会には入舟とまる八で竿頭が狙えるレベルの人たちと釣り情報の取材メンバー数名(斎藤編集長となりっちともう一人は誰だったか?)が集まり行われた言わば手ばねの名人戦。この手ばねアナゴ大会は全員が同じ手ばね竿(昔の貸し竿だったもので竹刀をバラシて簡単なガイドと糸巻きを付けた棒のような竿)と昔ながらの釣鐘錘と支給された1本針仕掛けを使用して腕のみで競うという本当の意味での腕のみでの勝負が行われたのだ。この大会で私は入舟の夜アナゴで誘導仕掛けを使いダントツの釣果を上げるH名人がどんな釣りを展開するのか興味津々だったのだが釣鐘錘では名人ではなく普通の人になってしまったのだ。この結果は本当に私にとっては衝撃的な事実で私は入舟のトップだったH名人は根岸名人と同等もしくはそれ以上の釣果を上げるのではと期待していたのだ。
この大会で釣りの腕というのはこういう工夫の余地の無い同等の条件ではっきりするものだと知ったのだ。これをきっかけに私は入舟でさらに腕を鍛えるため夜アナゴで誘導仕掛けは使わなくなったのだ。そしてこの日を境にH名人は夜アナゴから急激に離れていったのは入舟のまる八手ばね大会に参加した常連メンバーしか知らない。私はその間ナイロンの手ばねと釣鐘錘で2シーズン根岸名人の腕に近づこうと努力を重ねたことは言うまでもない。
因みに私がナイロン糸を使う手バネでの夜アナゴを始めたのも釣り情報という雑誌でまる八に集う手ばねアナゴの3名人という記事を読んだのがきっかけ。根岸名人は自分で竿作りもするリールを使わない手ばねアナゴ釣りのエキスパートなのだ。
既に夜アナゴでも極細PEライン(0.6号から0.8号)のパイオニアだった入舟さんで船長に許可を貰ってラージ8号を巻き込んだ自作手バネ竿を持ち込み時々やらせていただいたのが今となっては懐かしい思い出である。(ちなみに当時の雑誌記事とかで紹介されるアナゴの推奨PEは1.5から3号でカワハギでは2号から3号とかの時代)
初めてナイロン糸で夜アナゴやったときの当たりの出方の差にかなり驚いたものだ。高感度の極細PEが伝える情報量に比べナイロン糸から伝わる情報の少なさ!当然、集中力を高めてどうしたら当たりが出やすいのか?等釣り方を含め色々工夫したものである。リールなら投げる事が出来るが手バネでは出来ないなどの制約も多い。でもこの経験により、難しいからこそ面白いのだという事も再認識したのだ。
実はこの経験からリールでも夜アナゴで投げて釣るのは止めた。広く探る意味で投げて釣ったほうが間違いなく釣れるのだが色々な工夫やテクニックのみで船下に寄せて釣れないか?と考えるようになった。もっともナイロン手ばねではリールを使わない為投げることが出来ないことも理由の一つだった。また船釣りで投げて釣るのはどうも本来他の人の釣る魚まで釣ってしまうようで個人的にはあまり好きではない釣り方になったのだ。
おっとカワハギ釣りの話から逸れてしまった!
とりあえず結果から。(続きを読むをクリックしてね!)
入舟HPより抜粋
カワハギ
5~45枚
14~25センチ
朝は型を見られましたが 後半はアタリも少なくダメでした
竿頭 松井さま 45枚
ホーガンさま 36枚
根岸名人 30枚
船中194枚(平均22)
船長にはあの魔の1時間にぽつぽつ釣っていれば50超えたのにと言われてしまいました。
まあ私的にはカワハギ釣りの自己記録更新なので上出来なんですが。
今回ダブルは1回のみ(若船長撮影)
釣り終了後あまりにクーラーが重いのでカワハギをお裾分けしてきました。
喜んでくれたようで良かったです。
まあ何時もの事だがカワハギ釣りは穂先に集中するので凄く疲れた。
この釣りは当たりに集中するのでO師匠に貰ったカウンターが役に立ちました。ありがとうございます。
正確な釣果は
カワハギ45枚+ウマズラハギ1枚+かさご3匹でした。
釣り方
中錘は付けず縦の釣り(分類的には聞き釣りで良いのかな?)で一日通しました。(宙からゼロテンション。)
竿の使用率は6:4でレッドチューン:レンジマスター
レンジマスターは勝手にがっちり掛かる(向こう合わせ的な)竿ではないので、絶妙かつベストなタイミングで合わせなければならない。
またレンジマスターは硬い穂先で魚の重みの無い小型(ワッペンサイズ)を掛け易いような気もしました。
今後さらなるレベルアップには、レンジマスターをいかに使いこなすかが肝かも。
タックル
竿 極鋭 RT(レッドチューン) & レンジマスター
リール スマック(旧) アルファス(旧)
ライン PE0.4号
PE0.4号は錘底に着けての釣りで起こるキツイ根がかりでは高切れしてしまうのが欠点。
それとお祭り後に魚で1回高切れ。
既に何回か使っているので糸の劣化にはより神経を使わなければならない。
一回使用後に糸を引き出してみると結構毛羽立っている。
やはり0.8から1号ぐらがベストなのかも。(コストや感度を含め)
0.4号使うならトーナメントでのバス釣りのように毎回巻きかえるぐらいが良いのかもしれない。
今度はもう少し強度のある別の糸を試してみようかな。
それではまた
関西には、お裾分けはなかったですが、・・・・。
てつぽくんは、ふぐより美味しい、お造りを堪能したのでしょうね。
by laf (2011-11-13 09:09)
lafさん
魚は鮮度が命なのでどうしても近場の人にお裾分けしちゃいます。
てつぼは切れ端とかよく食ってますよ。
by matsui (2011-11-13 17:30)