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お彼岸と地元の釣具屋の閉店 [日記]

 2012年3月18日(日曜日)
今日はお彼岸でお墓参りでした。
昼ぐらいに雨が降り出すハッキリしない天気。

 話はかわりますが、
実は昨日小さいころから通っていた地元でお世話になっていた釣具屋さんから電話がありました。
突然だったのでどうしたんですかと聞くと、実は3月いっぱいでお店を閉めるとのこと。

 明日、近くに行くので寄らせてもらいますと言って電話を切った。
そして墓参りを済ませた後、久しぶりにお店へ。

 そして懐かしい話を色々としながら楽しい時間を過ごした。
実は子供のころダイワのバイキングという片軸受けリールを買ったのもおっちゃんの店なのである。
バイキングは未だにカワハギ釣りで使っている。

 また社会人になってからおっちゃん(釣具屋の親父さんの愛称)に勧められて買ったスミスのハトリーズブッシュぺっカー(チャートリュースカラー)で初めて牛久沼でバスをトップで釣った事。これがきっかけでトップ(バスを水面で釣る方法)に夢中になった事。へドンのオリザラの中にシークレットルアーとして知られるラトリンザラを教えてもらった時の事。たまたまおっちゃんを誘って行った霞ヶ浦でズイールのあらいくんで40UP入れ食いを体験したこと。(この時は二人で40UPを何本釣ったのか判らなくなるほどの凄まじい入れ食いだった。)など話たら終わらなくなるくらい話題は尽きない。

私がまだ小学生のときに竹製のへら竿を買いに来た事もしっかり覚えていてくれた。
 そのころ釣りキチ三平と言う漫画で三平のおじいちゃんが竿師でその漫画の影響で竹竿に興味を持ったのが最初のきっかけだったような気もする。
そしてお年玉やお小遣いを何年も貯めてやっとの12尺ぐらいの広重作あけがらすという竹竿を買ったのだ。
 そしてその竿で実際に魚を掛けた時に、竹竿独特の釣り味を初めて知ったのである。
力の無い子供でも竿を矯めていればあまり暴れることなく自然に魚が浮いてきて取り込める。
子供ながらカーボンやグラスには無い和竿独特の釣り味にすっかり魅了されたのだった。

 釣具屋の女将さんは子供で和竿を買いに来るのは珍しかったらしく凄く印象に残ったと。

 そしてその竿は沢山のフナや鯉を釣り大切に手入れをし未だに使える状態で持っていますよと伝えると凄く嬉しそうだった。

 私が釣り好きになった原点のお店だけに閉店してしまうのは残念でならない。
これも震災や原発事故後の影響が全く無いとは言い切れないだけに悔やまれる。

 それではまた

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コメント 4

Rchoose19

小さい頃から同じ場所に住んでいると、
高齢になってしまった店主さんがお店を閉めてしまったりしますね。
淋しいことですよね。
by Rchoose19 (2012-03-18 22:46) 

matsui

Rchoose19さん
そうですね、色々な釣りを教わったりここで知り合った人もいたり。
おっちゃんとは一緒に釣りにも行ったりもして思い出深い場所だったので店が無くなっても忘れないように記事にしました。
by matsui (2012-03-19 06:50) 

laf

釣具屋さんが無くなりましたね。
釣りバカ日誌の浜ちゃんが通っている釣具屋さんですね。
本当の釣りの醍醐味は、ゲームでは味わえないのに、店が無くなって子供たちが可哀想ですね。
by laf (2012-03-19 22:26) 

matsui

lafさん
バス釣りやっていたころ長く地元で通っていた釣具屋さんでした。
その後、海釣り主体でやるようになって足が遠のいてしまったんですけど・・・・。いざ閉店となると寂しいものです。
by matsui (2012-03-21 06:18) 

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