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所有している和竿 [和竿]

 私が最初に和竿に興味を持ったのは、子供の頃釣りキチ三平のおじいさんが和竿師でそのじいちゃんが作った印籠継ぎの竿で三平が釣りをするのを漫画で読んだのがきっかけ、その当時はまだグラスロッドが出たばかりで駄菓子やにも安い竹竿がまだ売られていた。
 最初私が使った竿もその安い竹竿だった気がする。
そのうちにグラスの竿が安くなってきて私もその振り出しグラスロッドで近くの用水路で小鮒やなまずなどずいぶんと釣って遊んだものだ。

 そしてカーボンロッドが出始めヘラブナ釣りを釣り掘りでやるようになり竹で出来た竿で魚を釣ってみたくなり地元の釣具屋で買ったのが最初の和竿である。
 この時にこの竿で沢山の魚を釣ってみてカーボンでは乱暴な感じの魚の引きが竿を矯めているだけで自然に寄ってくる独特の釣り味に魅了されたのである。
 
 その時に購入した竿は今も大事に所持している。
P1010295_001.JPG
 緑の竿袋のがそれである。

 竿を袋から出してみた。
P1010296_002.JPG
 今も購入した時と全く同じ輝きを保っている。

 そして今、嵌っているカワハギの和竿。
P1010297_003.JPG
 下からから購入した順番に並べてある。

 実は、この中に私が作った竿も一本だが混じっている。
まあ遠目で見ると粗が見えないので、きっと知らなければどれだか判らないね。

 そして初めて作ったアナゴ用手バネとフグのワンピース竿。
P1010298_004.JPG

 私にとって和竿は美しい仕上げはもちろんだが道具としても素晴らしい魅力があるのである。

 それではまた


 
タグ:和竿
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花火師

いい輝きですね まさに機能美
by 花火師 (2012-08-07 15:56) 

matsui

花火師さん
昔の竿と思われがちですが、伝統工芸の美しさだけでなく性能面でも悪くない。へら竿は流石に競技には向きませんがカワハギ竿は十分競技でも使えますよ。^^
by matsui (2012-08-07 20:05) 

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